ほめられもせず苦にもされず

私は小学生の頃、実行機能が異常に低い上に、小学校の授業になじめなかったため、劣等生の名をほしいままにしていました。

しかし、中学生以降、私の脳内に化学変化が起き続けて行ったかのごとく、実行機能が上がって行きました。また、中学校の方が専門の先生が教えるために、授業がわかりやすくて、成績も上がって行きました。

今思えば、小学校の先生は、各教科の専門の先生ではなかったため、授業内容に整合性や論理性が感じられず、もやもやして取り組めなかったことも原因だったのかもしれません。私は、筋の通っていない非論理的な説明に、皆が納得している様子を見て、「皆はすごいな、こんな理由と結果に飛躍のある説明で理解できるんだ。私はバカなんだな。」と思い、勉強に嫌気がさしてしまいました。

ところで、私は小学生の時は、褒められるどころか叱られてばかりいましたが、中学生以降は、「ほめられもせず苦にもされず」の状態になりました。

しかし、その状態が一変したのが、roboを育てるようになってからです。roboに発達障害があると分かって、仕事を辞め、子育てに専念するようになってから、私は生まれて初めて「人からほめられる」という体験をするようになりました。

これは、全く不思議な現象です。保育園の先生、学校の先生、習い事の先生、ママ友、お医者さん、母、姉、そして、見知らぬ人にまでほめられることがあったので、驚いてしまいます。

例えば、私がroboに電車の中で、何か言って聞かせていると、隣の席に座っていたご年配の女性に「素晴らしいお母さんね。感心したわ。」などと言われたりするのです。

私は、そもそも、人にほめられるような人間ではないので、何か周囲の人を騙しているかのような気持ちにもなります。しかし、同じ人間でも、立場が変わるとこんなにも状況が変わるのか、と全く不思議なことです。

しかし、roboが自立して、私のお役目が終われば、また、私は「ほめられもせず苦にもされず」の状態に戻るのだと思います。それでいいのだと思います。宮沢賢治さんだって「そういうものになりたい」って言っていたんですから。笑

今は、一時的にroboバブルのような時期なのだと思います。私が願っていることは、roboがより良い方向に成長して、社会人になってくれることだけです。

とにかく、roboが将来、「経済的に親を頼らずに、自活して生きていくこと。」と「自分に満足して生きていくこと。」の二つを最高到達点に設定していますので、そこに少しでも近づいてくれれば、嬉しい限りです。

先日も、私が学校に行ったところ、スクールカウンセラーの先生に呼び止められ、「1度、robo君のお母さんに、robo君がとても良く頑張っていることを報告したかったんです。」と言われました。

さらに、「robo君は、こういう子には珍しく、自己肯定感が高く、ちゃんと自分の苦手な部分を把握しながらも、僕には得意なこともあると自信を持っていて、ネガティブな気持ちがないんですよ。そして、皆の中にもなじんで、学校生活をしっかり送れています。お母さんがきっと上手に育ててらっしゃるのでしょうね。お母さん、素晴らしいです。」と、言っていただきました。

このように言っていただくと、大変嬉しく、励みになるのですが、一方で、私の育て方が上手だったからとばかりは言えないのではないか、と思います。roboと私の相性が良かったり、良い先生方との出会いがあったり、また、robo自身が生来素直な性格だったことも関係していると思います。

それに、今は通過地点でしかなく、今後はroboも順調な時ばかりではないと思います。カウンセラーの先生がおっしゃっていたように、他の発達障害のお子さんの多くが口にする「どうせ僕なんて。」という言葉が出る時期も来るかもしれません。でも、そんな時期を乗り越えることで、roboがさらに成長することもあるかもしれませんから、その時は、私もまた、roboをしっかり支えていきたいと思います。

そして、最終的には、親の庇護のもとから巣立って、自らたくましく生きていく人になってほしいです。


スタバのカップがハロウィーン・バージョンになっていました☕
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by robo223 | 2017-09-23 08:45