満足度7割の法則

roboに発達障害があることがわかり、色々なママさんとお知り合いになってお話させていただいて、気がつくことがたくさんありました。例えば、真面目な方ほど、何事もきちんとしていなければならない、と思いますから、わが子の成績や生活態度への要求も必然的に上がってしまうことです。また、真面目で思いやりのある方はわが子の過ごす環境が少しでも良いものであり、幸せに楽しく過ごさせてやりたいと切に願い、わが子が過ごす環境への要求程度も高まってしまう場合があることです。

一昨日の記事で、私は発達障害のある子供のトレーニングは、7割程の完成度で大丈夫、充分通用する、と書かせていただきました。7割というのは、もちろんざっくりとしたイメージでしかないのですが、何となく私が伝えたいイメージは伝わるのではないかと思うのです。

入学試験も7割取れていれば、合格することがほとんどです。それくらい取れる力があれば、その学校のカリキュラムに充分乗っかって行けるからです。完璧でもないし、充分でもない、でも、そこそこ出来ている、というのが7割のイメージですから、真面目な方には何とも受け入れ難いものかもしれません。でも、100点で合格しようが、70点で合格しようが、合格は合格なんですから、胸を張っていていいのだと私は思います。

つまり、発達障害のあるお子さんへの要求をそんなに高くしなくても、やれる範囲のことをやっていれば大丈夫だということだと思います。受け入れるクラスや先生の方も7割くらい課題を克服していれば、まぁ何とか一部の人を除いては、キャパシティの範囲内に入れてくれるというものだと思います。

ところで、受け入れる方も7割なのですが、私達わが子を送り出す側もその環境に対して、7割くらいで満足出来れば、これまた、うまくやっていけるように思うのです。

発達障害のある子をクラス全員がありのまま認めて、親切にしてくれて、先生もしっかり特性を理解して適宜完璧なフォローをしてくれなければならない、となれば通える学校は1つもないでしょう。数人の子に、時に乱暴な言葉をなげかけられ、先生にもあらぬ誤解を受けることもあったりするけれど、大半のお子さんは静観してくれていて、数人は行動を共にしてくれるし、時には励ましの言葉を掛けてくれる先生がいる、くらいの環境が現状で作り出せる限界かもしれません。(発達障害のお子さんじゃなくても、こんな感じですが😅)

また、これくらい達成していれば、子供も多少のことは、愚痴っていても、何とか学校に通い続けられるというものです。親が思うより子供の方はあまり深刻にとらえずに、文句は言っていても、学校にささやかな楽しみを見出していたりするようです。

しかし、環境への満足度が6割以下になると、私は危ういと思います。6割以下とは、いじめが長期化したり、ほとんどの教科学習に付いて行けず自己肯定感が下がっていたり、友達が1人もいないのはいいのですが、それを本人がひどく気に病んでいると言った場合です。そうだとしたら、一般級から個別支援級に移ったり、「私立の発達障害や不登校の子用の学校(技能連携校など)」を受験したりすることをお勧めしています。

そして、こういった環境に対しても、私は7割の満足度を求めて通うといいかな、と思います。確かに個別支援級では、学習面に物足りなさを感じるかもしれませんが、勉強は塾か家庭学習で行えばいいわけです。また、交友関係が物足りなければ、課外活動で補うという手があります。それより、きちんと毎日学校に通って社会参加し、一般級よりは先生に手厚く対応してもらえたり、いじめの被害にあわず、勉強やスポーツの面で自己肯定感を下げないでいられるというメリットは想像以上のものがあると思います。

中学一杯までは、個別支援級に在籍して、高校からはサポート校に行き、大学進学や専門学校を目指すもよし、高等養護学校に行って職業訓練を受けて大手企業の障害者枠や特例子会社に就職するもよし。中高一貫の技能連携校で学び、推薦で大学進学するもよし、地域の職業能力開発校に通って職業訓練を受けるもよし。教育資源は限られているので、柔軟に考えてより良い道を模索していくしかないと思います。

しかし、どの道もおそらく満足度100%を達成するものはなく、何に重きを置き、何を大事にして、子供の居場所を選んでいくかということになると思います。大きな妥協が必要になるかもしれませんが、総合的に見て、そこそこ満足できるなぁ、というところで納得して、あとは、そこでやれるだけのことを精一杯やっていくしかないのだと思います。

世の中は変化し続け、マイノリティの人達にとっても生きやすい世界になって行っていると思いますし、今後さらにそうなって行くように、草の根的に働きかけて行ければ、とは思っています。そして、それと同時に、今ある現実にどう向き合って、私達の子供を幸せにしていくかという視点と努力も必要だと思っています。

また、人生においては、何事も求め過ぎない、ということが大事かな、と思います。そして、ある場所で行き詰まったら、あまりそこに執着せず、別の場所・別のやり方を気楽に試してみようという軽やかさも必要かな、と思います。「ねばならぬ」に自分も子供も他人もあまり縛り付けないように私は気を付けているつもりです。その方がうまく行く気がするからです。(時々、緩すぎると反省しますが😅)


籠が好きで、いろんな所で使っています😌
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by robo223 | 2017-06-29 08:31