いざ、一般級へ(5年生の時)

roboを育てて来た中で、roboがこれほどまでに、大きく飛躍した時期はなかったのではないかと思います。roboは、一気に広い世界に飛び出し、多くの子供達の中でもまれ、揺さぶられたり、磨かれたりしながら、たくさんの刺激を受け、色々なことを吸収しました。

しかし、4月の頃はあまり親しい友達もいないクラスだったので、一人で過ごすことの多いroboでした。でも、私はそれも想定内で、1年間友達が出来ない可能性もあるなと思っていました。roboが私に「僕、5年生になっても友達できるかな。」と言った時も、「出来ないかもしれないよ。でも、いいんだよ。学校は友達を作りに行くところじゃなくて、勉強しに行くところだからね。」とがっかりさせないように、あらかじめ言っておいたのです。それにroboは、休み時間、いつも図書室で過ごすことを1番楽しみにしていたので、友達などいなくても、休み時間も何とかやり過ごせると思っていたのです。

ただ一つ、グループわけをするときなどに、入れてもらえるところがないのは困るだろうなと思っていました。ただし、それも先生の介入で、どこかのグループに入れてもらった時に、激しく嫌がられずに、可哀想だからいいよ、と言われるくらいなら、ぎりぎりセーフだと思っていました。また、こういう子は表立っていじめられなくても、物を隠されたり、壊されたり、破られたりすることもよくあることなので、私はあらかじめroboに「学校に持って行った物は全てなくなり、全て壊れたり破れたりするものだからね。」と言っておました。「全て形あるものは壊れ、存在するものは消えうせる。」なんて、ムチャクチャな理屈をroboに語っていました😜

ところが、ところがです。予想は大きくうらぎられ、ゴールデンウィーク明けくらいから、親しい友達ができ、休み時間や放課後遊ぶようになったり、グループわけをする時は先生の介入の余地のない程、仲間に誘ってくれる子がいたのです。

しかし、後で分かったことですが、最初にroboを仲間に引き入れてくれた子のお母さんはとてもリーダーシップのある方で、PTAの重要なポストをたくさんこなしているような方で、息子さんにroboと仲良くするように言ってくれていたようなのでした。

私もそんなこともあろうかと、懇談会で話す機会がある時には、roboの障害のことと、「たぶん家でお子さん達がroboのことで、何か困ることがあるとおっしゃっていると思うのですが、一つも私の耳に入って来ないということは、ご家庭で保護者の方が、何かとフォローしてくださっているからだと思います。本当にありがとうございます。」と言っておいたのですが、それは、事実だったのかもしれません。

逆に元気な(やんちゃな?)お子さんのママからは「うちの子、robo君に迷惑掛けてませんか?」などとよく聞かれるくらいでした。roboからいじめられっ子の匂いがプンプンするからなんですが😣robo自身、「僕って、のび太君みたいだ。」と言っているくらいです025.gif

そんなわけで、友達関係は順調で、そのおかげで、roboには大きな変化がもたらされました。まず、4年生までのroboは学校の行き帰り、私が過保護にも送り迎えしていたのですが、行きも帰りも友達と一緒に約束したりして登下校するようになったことです。それから、実はそれまで、親なしで出掛けたことのなかったroboが自転車に乗って友達と出掛けるようになったことです。

しかも、自転車はあまり乗れなかったのに、友達がその子の自転車で乗る練習をさせてくれて、自信を持って乗れるようにしてくれたのでした。自転車に乗れるようになったおかげで、行動範囲が一気に広がり、友達と自転車に乗ってプールに行ったり、映画を観に行ったりするようになりました。今までのroboには考えられないような冒険に満ちあふれた毎日になりました🚲

また、ちょっとしたことを大袈裟にとらえて、ひどいことを言われたと言ったり、ちょっとしたことでこわがったりするようなことも、ダイナミックな体験の中でだんだん薄れていきました。例えば、roboは犬がとても苦手なのですが、よく遊びに行かせていただいていた家で丁度、犬を飼い始めたので、子犬の頃から接することで苦手意識をずいぶん解消することができたのです。

このように、友達関係はとても充実するようになったroboでしたが、学校の授業の方にはまだ課題は多くありましたので、その点については、次回に書かせていただきます。


私の姉がダンボールで送ってくれる林檎は甘くておいしいので、果物が苦手なroboも毎朝食べています🍎
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by robo223 | 2017-01-13 08:48