一般級への助走(4年生の時)

roboにとって、4年生の1年間は、ひとえに5年生から一般級に転籍するための準備に費やした時間と言っても過言ではありません。

3年生の時までのroboは、ほとんどの時間を個別支援級で過ごしていて、算数の授業だけ交流級(一般級)の授業に参加していて、あとは運動会などの行事の時に行動を共にするだけでした。

それを、1年間かけて、徐々に増やして行きました。参加する授業を増やしただけでなく、ノートをしっかり取る練習、給食の配膳の仕方の練習、習字道具の使い方の練習など、準備しなければならないことはたくさんあったので、支援級の先生と交流級の担任の先生には随分丁寧に指導していただきました。

ただ、一つ私がroboに対して1番力を入れて、要求したことは、「回りの声を謙虚に聞く!」ということでした。roboはとても判断能力が低く、例えば実験をするときなどに先生の指示をきちんと聞き取れず、間違ったやり方で勝手に始めてしまったりします。そういう時に、友達が普通に、「robo、違ってるよ!」と教えてくれているだけなのに、「自分だけ仲間はずれにした!」とか、被害妄想を始めて怒り出したりするとんでもない勘違い男だったのです😫💦

それで、私は「皆は1年生から一般級にいて、状況がよくわかってるのだから、ちゃんと皆の言うことを聞きなさい!」ということを繰り返し繰り返し言いました。それでも、善意で教えてくれた子の言い方が荒っぽかったりすると、侮辱されたと思ったのか、机をガーンと倒したり、倚子をふり上げたりしていました031.gifしかも、それはなかなか直らなくて、5年生の初めくらいまでは、友達の指摘に怒っていたのです。でも、だんだんそれも直って来て、今は正しいことを教えてもらった場合は、あまり抵抗もなく「うん、分かったよ😄」と言えるようになっています。

そして、4年生最後の1ヶ月は朝から帰りまで、ずっと交流級で過ごす練習をしました。机も荷物も交流級に移動させて、roboはクラスメイトの前で「今日から僕はずっとこのクラスで勉強しますので、よろしくお願いします。」と挨拶しました。

そうして、1日中一般級で過ごすようになってから、たった1週間くらいしか経っていない時に、早くも友達から「放課後遊ぼう!」と声を掛けてもらったのです。それまで、4年間1度もそんな声は掛けてもらったことはなかったのですが。

私はその時、気付いたのですが、roboが1日中クラスにいるようになって初めて、クラスメイトはroboを自分達の仲間として認識するようになったのです。それまでも、4年生になってからのroboは随分長い時間、一般級にいたのですが、きっとその時は、roboのことを個別支援級に所属する別世界の人と認識していたのだと思います。クラスメイトは特にroboを障害者として差別していたわけではなくて、遊びに誘うには敷居の高い存在として、遠慮していただけのようなのです。子供はある意味では、大人と違って色眼鏡で見ないので、気が合ったり、いいやつだと思えば、気軽に付き合おうという気になるもののようです。これは、私にとって、大きな発見でした003.gif


お子様ランチのおまけについていた、サグラダファミリアの3Dパズルをroboが作りました。小さいけど、意外ときれいでした。
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by robo223 | 2017-01-12 08:57