中学生は発展途上

roboの学校では、中学3年生が夏休み中に短期海外留学に行きます。そして、その報告会が昨日あったそうです。

何人かが留学中の出来事を発表していたようなんですが、roboが驚いた様子で「お母さん、K君はホームステイ中にね、なんと、1回しか英語を話さなかったんだって!ホストファザーに『僕はコーラを飲めません。』って言っただけなんだって。」と言っていました。

私はそれを聞いて、とても納得しました。中には、物怖じせずに、ホストファミリーの方々と話せる子もいるかもしれませんが、まだまだ発展途上にある中学生が誰も彼も、どんな場所でも最高のパフォーマンスが出来るわけないのだと思います。

例えば、英会話ならまず技能が必要ですから、学校などで英語そのものを学んでいきます。でも、技能面が身に付いたからと言って、すぐにその力を100%発揮できるわけではありません。

徐々に様々な経験をしたり色々な人と出会ったりして、場慣れしたり、度胸をつけたり、自分のコンプレックスを克服したりして、人として大きく成長した暁に、自己表現といったことが少しずつ出来るようになっていく子も多いと思います。

ですから、中学生の段階の短期留学で、いきなり目に見える成果のようなものを求めるより、異文化に触れて精一杯子供なりに何かをつかんで来たことを私は大切にしたいと思います。

どのような報告会だったのかはわかりませんが、「一言しか英語を話せなかった。」と正直に言ったK君は立派だと思いますし、そうだとしても、留学した意味は充分あったとも思います。

ところで、「愛しい贈り物」のf君について、「こんなに話の出来ない子を留学させて…」というクレームがホームステイ先から学校にあったということで、学校から責められたと伺いました。非常に残念な話です。

f君は帰国してから、ママさんにホームステイ中に会話した内容を嬉しそうに報告してくれたそうですから、話さなかったといようなクレームがもし本当にあったとしたら、全く的外れな指摘だと思います。(私は、クレームの主旨はそのようなものではないと考えています。)

それに、留学の目的は、何も、外国語を話すことだけではないはずです。むしろ、言葉や人種や文化の違いを越えて交流することにあるのではないでしょうか。

ところで、roboのように様々なハンデがある場合、なおさら、今の時点では、力が発揮できないのも仕方ないと思います。それをもし、大人や周囲の人から強く叱責されるようなことがあれば、どれだけ傷つき、これから伸びようとしている大切な芽を摘まれることになることかと思います。

私自身もroboに早く成長してほしくて、せかしてしまうところもありますので、子供はどの子も発展途上にあるのだということを心に留めておきたいと改めて思いました。

そして、子供が未熟で発展途上にあるからこそ、成長する姿を見られる喜びがあるのだと思うので、待つこと、励ますこと、教えることのバランスを考え、楽しみながら成長を見守りたいと思います。


roboが学校の図書館で、『手塚治虫全集』を借りて来て、「絵がリアルですごい!」と感心しながら読んでいました📕
e0365597_16053747.jpg

e0365597_16080951.jpg


いつもブログの訪問を本当にありがとうございます🍁

ランキングに参加していますので、ポチッとしていただけると日々の励みになります🍀
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 子育てブログ 2Eチャイルド育児へ
[PR]
Commented by dekobokouk at 2017-10-18 16:39
 本当におっしゃる通りだと思います。今回、F君を叱責したりした学校の先生方に、「じゃあ、ご自身が中学生だとして、ご家族と離れて、外人の家に自分一人でステイしたとしたら、その初対面の外人の方に最初から英語をペラペラ話しかけて生活できるというご自信がありますか?」と聞いてみたいです。そこまで行くには、Roboママさんが書いてらっしゃるように、乗り越えなくてはいけない所が沢山あると思います。子供達にとっては、外国に行くという飛行機に乗って帰ってくるだけでも、大きな事だと思いますし、、。一言しか英語を話さなかったK君は全く珍しい事ではないですし、それだけでも大きな収穫があったと思います。
子供は発展途上、、、本当にそうですね。私も、娘に対してせかしてしまう事もありますが、子供は発展途上にあるという事を、忘れずにいたいものだと思いました。
Commented by robo223 at 2017-10-18 21:15
Kちゃんママさんへ

コメントありがとうございます。
共感してくださり、ありがとうございます。

留学について、roboなどは飛行機に乗ることすらも拒否していますし、初めてのお宅に泊まることなど、絶対に出来ない!と言っていて、残念ながら、留学は参加しない予定です。

参加するだけ羨ましいの世界です😅

ですから、参加したお子さんの勇気や行動力に素晴らしさを感じてしまいます。

ちなみに、私も絶対にホームステイなど出来ないタイプです。Kちゃんママさんは長期間のホームステイをされていたんですね。さすがだと思いました。お一人でイギリスのホテルに泊まることなんて余裕ですね!

Commented by suzu62taha88 at 2017-10-18 23:02
robo君ママさん、いつも支えてくださってありがとうございます。冒頭を読みながら、robo君の学校も留学をされるのだと思い、今の時点でrobo君はどんなお気持ちなのかなと思っていました。

読み進むんだところ、私の気持ちを救ってくださる言葉に触れ泣けてしまいました。
このような話題を記事にしてくださるrobo君ママさんのやさしさに触れ、とても幸せな気持ちになりました。

今までの降って湧いたような教師からの不幸な扱いに情けなさばかりを感じていました。
教育的指導とは子供を馬鹿にして苦しめることだと勘違いしている教師たちに何を言っても無駄なことを身に染みておもい知らされたところです。

しかし、私が「それはおかしい」と爆発しそうな言葉を(こどもに当たられないようにと思い)押し殺してがまんしてきた思いを、わかっていただける方々の存在は、これらの教師たちに話をすることよりもずっと価値のあることだと思います。
皆様の存在がありがたいです。

それから、robo君ママさん、この場をお貸しください。
dekobokoukさん、温かいお言葉に感謝いたします。気持ちを分かってくださってありがとうございます。

お話をしてくださったrobo君にも感謝いたします。

中学生は発展途上ですね。
うちの子など、まだまだで、緘黙じゃなかったとしても、学校から何かしら叱られていると思います。
私は子供に対してのハードルが低いので、できないことで叱られても、きっと、「それしかるところでしょうか。」と思ってしまうでしょう。
(#^^#)
Commented by robo223 at 2017-10-19 07:51
ふぅ君ママさんへ

コメントをありがとうございます。

了解もなく記事にしてしまったこと、申し訳ありませんでした。でも、roboの話を聞いて、たまらず記事にしてしまいました。

私の方こそ、いつも支えて下さり、ありがとうございます。状況は違っても、同じようなことで、roboも批判の対象になることが多く、いつもお気持ちに共感させていただいています。

roboはパニックになり騒ぎ過ぎることで、排除の対象になることがあります。確かにうるさくて、授業妨害にもなるので、いつも肩身の狭い思いをしています。

そういう時は別室でクールダウンさせていただいていますが、このようなことで激しい叱責を受けたら、親も子も絶望的な気持ちになると思います。

子供は急に変わる場合もありますが、それは、あくまでも、子供の内部にその準備が出来た時です。外圧により生まれる変化ではないと思います。

それをじっくり待つということを学校が先導して下さったら、こんなに心強いことはないと思います。

「子供を馬鹿にして苦しめる」などといった、非人道的なやり方は、マイナスの効果しか生み出さないと私は思います。

子供は発展途上にあるだけに、皆弱者だと思います。その中でも、障害やその他の困難をかかえた子供は、さらに弱く危うい立場にあることを理解していただきたいです。
by robo223 | 2017-10-18 08:22 | Comments(4)