徒然草に思う

皆さんもご存知の「徒然草」は、読んでいると、なるほど、と納得するような人生の教訓がたくさん書かれています。ウィットに富んだ簡潔な文章は、切り口が斬新で、読むものの心を捉えてはなさない魅力があります。

そんな徒然草にこんな内容の文章があり、私はとても共感しました。

すごろく(相手の陣地に先に入った方が勝つ遊戯)の名人に必勝法を尋ねてみたところ、「勝とうと思うのではなく、負けまいと思って打つべきだ。どの手が早く負けるだろうと考えて、その手を使わず、少しでも遅く負けるだろうと思われる手を使うといい。」と言った。私は「国を治めていく方法も、またこれと同じである」と思う。

私はこれを読んで、この一見、消極的とも言える「負けない=勝つ」という戦法は、とても合理的で手堅いやり方だなと思いました。また、これは、兼好法師が言うように、勝ち負けとは関係なく、国を治める時、そして、人が生きていく上でも、必要な手段なのではないかと思いました。

特に、roboのような子を育てている場合、大きな賭けに出て、華々しい成果を上げようとするより、まずは、本人が大きく失速しないことを念頭に置いて無理なく着実に歩んで行く道を選ぶべきだと考えて来ました。それだからこそ、私はroboを初め個別支援級に入れたりしたわけです。それが、いつの間にか、一般級への道につながっていました。

しかし、ここぞという時は、大胆な采配を振るう心の準備もしておかなければならないな、と思います。攻撃は最大の防御でもあるからです。消極的な進み方と積極的な進み方を時と場合によって使いわけていく必要があるのだと思います。その見極めは実に難しいものだと思います。

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Commented by suzu62taha88 at 2017-08-08 10:13
負けない手法は、とても共感する心構えです。

所謂、攻撃型で、しかも強い人も、結局は守備もしっかり整っているのだと思います。
詰めが甘いというのも、裏を返せば守りきれていないということです。
負けないように慎重に挑むことが結局は穴の開かない戦略ですね。

おっしゃるように、
ここぞという時はもちろんのこと、
時には失敗を恐れずチャレンジしたり、失敗の中から何かを学ぶことも大切ですから、
ズバリ、勝ちに行くこともあろうかと思います。

その時のために、心の準備もしておかないと、ですね。
それまで、この方針のもと、地盤を固めて行くことに精を出したいものです。

f は、いうことを聞かなくなっているので、采配も何もないのですよ。
もどかしいです。
Commented by glow-gen at 2017-08-08 18:09
支援クラスから普通クラス・・・簡単に書いてあるけれど、すごいことですよね~。普通ではなかなかありえないです。反対はありますが・・・

げんちゃんも、今となっては、もともとがそうたいした障害ではなかった、と思われます。

戦略・・・ほんとげんちゃんたちは、戦略こそ命ですよね~。
実力をたんたんとつけて、勝負に出たいものです。親って、子どもに夢をたくしてますね。障害がある、という時点で、夢をあきらめなければならない、というような発想が生まれてしまいがちなので、最初は、しょんぼりなっちゃうのですよね。
ロボ君も、すごい軌跡をたどってますね。
Commented by robo223 at 2017-08-08 19:01
ふぅ君ママさんへ

コメントをありがとうごさまいます。
この守りを固める手法は、正に足元を固めるということを重視した進み方だと思います。

穴だらけの時に、攻めの姿勢で行こうとすると、せっかくのチャレンジも苦い経験に終わり兼ねないと思います。

多少の失敗があっても、受け止められるだけの地盤や心の余裕があってこそ、失敗から学ぶということもできるのだと思います。

しかし、守ってばかりでも、道は開けていかないので、慎重かつ大胆に!と思うわけです。

ふぅ君の場合は、地盤固めが着々と進んでいる状態だと思います。最低限以上の学力を身に付けていますし、コミュニケーションの方も改善の兆しが見られていますよね。

ママさんのサポートにより、結果的に地道な取り組みがなされていますし、あとは、大学受験期に多少頑張れば、期待以上の成果を出し、自分の道を見つけていけるお子さんだと思います。

学校の先生からは、今すぐに、こうしろ、ああしろ、と助言がありますが、そんなに焦って変化を求めなくても、じきに良い方向に進んでいくお子さんだと思います。
Commented by robo223 at 2017-08-08 19:28
げんちゃんママさんへ

コメントをありがとうごさまいます。
げんちゃんママさんも私と同じような戦略でここまでいらしたのではないかと私は勝手に思っています。

本人が幼いうちは、危険な賭けに出るより個別支援級で過ごさせ、成長に応じて交流を増やしていくという、手堅いやり方です。

そして、時期が来たら、大胆な采配を振るって勝負に出る、というところも。

親は子供に夢を抱きますが、それと同時に子供が幸せであってほしい、幸せになってほしい、という気持ちも抱きますよね。

親の夢と子供の夢が合致していて、なおかつ子供の能力もそれに伴っていれば、何の問題もないと思います。しかし、現実は、それがなかなか噛み合わないことも多くて、子供が成長していく中で、親も夢と現実に折り合いをつけていくしかない場合もありますよね。

だからと言って、初めから「障害者だから、何もできない!」なんてあきらめる必要はないと思います。げんちゃんやroboのように、親の志次第で、別人のように成長する例もあるのですから。

そして、結果的に親の夢を体現してくれる子供もいるでしょうし、例え、当初夢見た通りに行かなくても、期待もしていなかった別の方向で力を発揮して花開く場合もあるので、親の出来る限りのことをすることは良いことだと感じています。
by robo223 | 2017-08-08 08:33 | Comments(4)