父にはギフテッドの特性があった?

私の父はとても変わっていて、いつも自分独自の考え方に基づいて行動する人でした。とても厳しい人で、私はずいぶん窮屈に感じることも多かったです。決まりやルールにしばられることの嫌いな私はよくしかられていました。また、父は頑固でもありましたから、性格の似ている姉と父は亡くなる前にケンカ別れして、仲直りしないままになってしまった程でした。

大人になってからは、私の方はむしろ父の性格はわかりやすくて、接するのが楽だと感じていました。子供の頃も、母が私を持て余していたのに対して、父はあまり子供の出来不出来に執着がなくて、平等に扱ってくれたことは嬉しいことでした。

そして、私の人生において何回か起きたピンチの際には父にかばってもらったり、父の一言に救われたことも多かったのです。

父は高知能(IQ156という)であっただけでなく、ギフテッドの特性が多く見られる人だったのではないかと思います。聴覚過敏には悩まされていましたし、完璧主義のために自分をおいつめてもいましたから、私はそばで見ていて辛い時もありました。現在のことも未来のことも全て、ギフテッドの人は見え過ぎてしまう上に、感受性が強過ぎるために生きにくさを感じてしまうのだと思います。

父はクラシック音楽がとても好きで、亡くなるまで暮らしていた山荘には大きなスイス製のスピーカーを置いて、コレクションしたCDを聴くのを1番の楽しみにしていました。読書とテニスが趣味でロマンチストな一面もある父でした。退職してから、10年間悠々自適の暮らしをしていました。

父は生前、自分の持っているCDは「おまえにやるからな!」と私に言っていました。また、宝物にしていた、ドーナツ盤のレコードやプレーヤーは生前に譲られました。

ところで、父の母親である祖母が生前話していたのですが、父は小学校の低学年の頃はぼんやりした子供で、なかなか自分の力を発揮できず、祖母にしてみれば、「この子はすごく賢いのに、と悔しい思いをたくさんした。」ということです。それが、高学年になると急に頭角を表すようになり、級長を務めるほどになったのだということです。これは、ギフテッドの子は、実行能力に関する脳が遅れて発達してくるという特徴と重なるのかもしれないと思います。

そして、この祖母が知的好奇心の強い人で、70代にして地元女子大の聴講生となって、古典文学の講義を楽しそうに受けに行っていました。(あーちゃんママさんのブログ、アメリカの大学で高齢聴講生が増えているという記事を読み、すっかり忘れていた30年程前の祖母の記憶が蘇りました。とても懐かしい気持ちにさせていただき、あーちゃんママさん、ありがとうございました。)

また、祖母は自宅の茶室でお茶をたてたり、書をたしなむ人でもありました。外出時には、いつも和装でした。一度私は祖母と二人で錦帯橋を訪れたことがありました。顔が父にとてもよく似ていたのを覚えています。

ところで、父は病に臥していたわけではなく、突然亡くなったこともあり、その日、父を失った悲しみに私は心が凍りついてしまいました。不器用だけれど、心の優しい父に私は何もして上げることが出来なかったことがつらくて仕方ありませんでした。今はその悲しみも癒えてきてはいますが…。

母の方は大変なショックを受けて、それまで住んでいた山荘にはいられなくて、3年間は私達家族のところに身を寄せていました。そして、山荘は手放して、横浜の実家に戻ってきました。今も主に母は私達家族と一緒のことが多くて、年に数回の温泉旅行を楽しみにしています。roboの受験も終わったので、また春休みに温泉に行きたいと思っています。

以前、沖縄のおばがroboに送ってくれた、roboのお気に入りの知育玩具です。
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Commented by mimoritti at 2017-03-17 22:39
こんばんは!!お父様の生前の様子、目に浮かぶように感じ取れました。roboママさんも奥様も愛しておられたのですね…!
robo君の特性はお父様譲りなのかも知れませんね。特性をたくさん伸ばしてあげられるようにしたいですね(*^^*)
Commented by robo223 at 2017-03-18 00:54
としたろう君ママさんへ

私達にとっては父の存在が大きくて、いつも精神的に守られていた気がします。とても大切な父でした。

確かにroboと父は似ているところもある気がします。roboにADHDがなければ、なおさら似ていたのだと思います。父から譲り受けたかもしれない良い特性は大事に育てていきたいと思います。
by robo223 | 2017-03-17 08:28 | Comments(2)